アラスカンマラミュートの莱夢とともに過ごした日々をつづった2006年2月の日記です。

アラスカンマラミュート Prime Snow 〜莱夢といた日々〜

 2006年 2月 


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 2月4日(土)11W
 私の体調が不安定なので、退屈そうな莱夢と北斗です。それでも気を遣ってくれているのか、あまり騒がずに静かに寄り添っています。特に莱夢はよく判ってくれて助かります。ちょっぴり赤ちゃん返りして甘えん坊になってますが、お散歩をせがんだり、激しく引っ張ったりせず、とても労わってくれます。

 2月6日(月)11W
 体重を量ったら、とうとう6キロ減!3日で1キロくらいのペースで減るようになってしまった!まぁ、身体のあちこちにしっかりと貯蔵していた(?)脂肪を燃料に動いているようなので、大丈夫かな?
 それでも今日は、りんご1個と、ヨーグルト3個パックのうち1個食べられました。それとカップスープ1杯も飲めたし、まぁ上出来かな?

 2月9日(木)11W
 この5日ばかり、莱夢の食欲が落ちてます。食べムラがある莱夢なのであまり心配していなかったけど・・・。でもそれは、莱夢の中で恐ろしい病が広がっている前兆でした。
 午後8時過ぎから莱夢は落ち着きなく部屋中を歩き回るようになりました。やがて水を飲み始めて、トイレでたくさんオシッコをしました。莱夢がまた水を飲んで、そしてまたトイレでオシッコをして・・・。シートには、ポトリと落としたような茶褐色のシミが混じっていました。膀胱炎のときは鮮血に近い色だったし、筋のような混じり方だったはず。それに、こんなに水は飲まなかった!神奈川のT先生がいつも言っていた言葉がよぎりました。「お水をがぶ飲みするときは子宮蓄膿症を疑ってください」
 これは、たぶん、子宮蓄膿症だ!!

 2月10日(金)12W
 一晩中眠ることも出来ず苦しんだ莱夢。私は自分の無力さに自分を責めながら、朝まで莱夢をさすってやることしかできなかった・・・。もっと早く気づいていれば・・・。もっと早く避妊手術をしていれば・・・。悔やまれてなりません。
 病院で、莱夢は子宮蓄膿症と診断され、午後から卵巣と子宮の摘出手術を受けることになりました。幸いにも莱夢は良い状態で手術を乗り切り、夜には自分で歩くまでに回復しました。莱夢の生命力に感謝です。

 2月11日(土)12W
 手術翌日の莱夢は思ったよりもずっと元気で、入院室の床を歩き回るようになりました。昨日はママを探す仕草を見せたそうだけど、今日はケージの中でいい子にしているそうです。「ハウス」と言うと、自分からケージに入るのだから驚き・・・。
 午後には病院内の空いているスペースで、ニーナちゃん(病院の飼い猫)を追いかけて走り回って遊んだ莱夢。夕方は私と一緒にお散歩に出かけることができ、元気よくリードを引いて歩いてくれました。驚異的な回復力に驚くと同時に、こうして莱夢が元気に生きていてくれることが嬉しい。ありがとう・・・。



 2月12日(日)12W
 経過が良好なので、なんと午前中に退院できました。自宅に戻ると、安心したのか、とにかくよく眠る莱夢でした。
 北斗は以外にもクールで、莱夢がいるいないに係わらず、マイペースに暮らしています。それでも莱夢が帰ってくれば、さりげなく傍に寄り添う2頭なのです。
 まだオシッコをちょこちょこしたがるので、今日からリビングに布団を敷いて、莱夢と一緒に寝ることにしました。


 2月13日(月)12W
 洋服だとオシッコするとき濡れちゃうので、エリザベスカラーを付けることにしました。ちょっと眠そうで不機嫌な莱夢ちゃん。歩くと乳房の傷が動くので、ちょっと攣れて痛そう。
 水を飲む量とオシッコの回数は少しずつ減ってきています。初期の急性腎不全の疑いは、だいぶ晴れてきました。よかった・・・。


 2月14日(火)12W
 乳房の傷から薄い出血があったので病院へ。やはり歩くと攣れてしまうから・・・。赤味も取れて、傷の回復は順調です。乳房にあったシコリは腫瘍ではなく、「毛包性膿疱」というものだと病理検査で判りました。転移の心配もないそうなので、また心配事がひとつ減って嬉しいです。

 2月15日(水)12W
 平気で大股開いて寝ている莱夢。痛くないのかしら?傷は順調に乾いてきています。水を飲む量もオシッコの回数も、ほとんど以前と変わらなくなってきました。


 2月16日(木)12W
 動物病院から電話があり、経過は順調かどうかいろいろと聞いてくれました。食欲も安定し、嘔吐や下痢もないし、順調!多飲多尿の症状もなくなり、もう、以前の莱夢とまるで変わらない暮らしぶり・・・。一週間前の悪夢が嘘のよう・・・。長いようで短い一週間でした。

 2月17日(金)13W
 今日から13週目に入った私。莱夢が心配なあまり、すっかりツワリは忘れていたのに、このところ気分が悪く何も食べられない日が続いてる。トータル7キロ減!痩せたいときは痩せられないのにね・・・。

 2月18日(土)13W
 夜10時頃、急に莱夢が嘔吐してしまいました。すぐに病院に電話すると、抗生物質を止めて、今夜は水も食べ物も抜くようにとのこと。強い薬に、胃が荒れてしまっているようです。
 その後は吐くこともなく、いつもどおり静かに眠る莱夢でした。お母さんは心配で眠れないよ・・・。

 2月19日(日)13W
 穏やかに眠りを楽しむ莱夢。もう、どこも痛くないし、苦しくないのね?本当によかった・・・。

 2月20日(月)13W
 無事に抜糸が終わりました。傷はキレイに付いてくれてます。尿検査の結果も良好で、心配していた尿の比重も正常値に戻りました。今日からエリザベスカラーともお別れ!よかったね、莱夢。
 久しぶりにパソコンで作業を終えてリビングに下りてきたら、床に麦チョコの空袋が破けて落ちています。北斗の仕業にしては破け方が豪快なので、莱夢の口を開けて匂いを嗅いだらチョコ臭い!莱夢が人間のお菓子を盗み食いするなんて初めて!食欲もすごいし、これからは注意しなくちゃ・・・。

 2月22日(水)13W
 体重は8キロ減・・・。ほとんど吐かないけれど、ほとんど食べられない・・・。あまりにクラクラするし、頭痛がひどいので、早いけれど病院に行ってみました。尿検査の結果、ケトンという物質がたくさん出ていて、「入院が必要なレベルの妊娠悪阻」だと判明・・・。看護士さんからは「我慢しすぎ!」と叱られました。でも、初めての経験で、「みんなこんなものなのかな?」と思っていたし、母のひどいツワリ体験を聞いていたので、「こんなの軽い軽い」と思っていました。今回は点滴を打ってもらって、2時間ほど病院で休ませていただきました。点滴パワーはすごいです!だいぶ楽になりました。
 お腹のチビちゃんは私の体調に関係なく、元気に育っております。まだスケルトンなので、まるで宇宙人みたい。「矢追純一もビックリ!宇宙人の映像、本邦初公開」って感じです。両腕で頭を抱えるような仕草に「ムンクの叫びみたい!」とパパと一緒に大爆笑!こういう画像を見ると、「ちゃんと食べて頑張らなくちゃ」と思いますね〜。

 2月24日(金)14W
 今日から14週目に入りました。今夜から実家に帰るせいか、とても気分がいいです。少しだけ、食べられるようになってきました。
 里帰り出産を予定しているのだけど、そろそろ転院先で診察を受けて、必要ならば出産予約をしなくては・・・。事前に調べておいた病院は、厚木の「塩塚産婦人科」。豪華な設備と食事、細かいケアで有名な病院です。ところがこの病院、大変な人気で、すでに8月の出産予約はいっぱい・・・。残念だけど「縁がなかった」ときっぱり諦め、別の病院を探すことにしました。で、気になったのが「湘南厚木病院」です。昨年の9月にオープンしたばかりだけど、ネットで「満足のいくお産ができる」との口コミ情報があるし、何よりも実家から近いのが嬉しい!電話で聞いてみると、「アクティブバース」という出産スタイルだとか。とりあえず、明日診察を受けてみることに・・・。
 このところ、お臍の下あたりがポッコリしてきました。普通のGパンだと、そろそろ圧迫されて苦しい感じ・・・。なので、気分がいいついでに、アトレの無印良品まで行ってマタニティのパンツを2本購入しました。ウエスト部分がトレーナーのようなリブ編みになっていて、すごく楽です。
 パパの帰宅後、久しぶりに実家に帰りました。今回はパパも一緒です。翌日はお仕事なので、伊勢原から出勤してくれるそうで・・・。私の身体を思ってのことだけど、大変で悪いなぁ。でも、助かります。


 2月25日(土)14W
 実家から車で10分程度の「湘南厚木病院」で診察を受けてきました。診察といっても、転院希望の旨を伝えて、設備を見学させてもらっただけ・・・。でも、この病院にきて、出産に対するイメージが変わりました。
 アクティブバースとは、ママと赤ちゃんが主役の出産で、極力医療介入はせず、フリースタイルで自然に分娩する方法です。だから分娩室に分娩台はありません。分娩室は清清しい感じの和室です。(ふつうの分娩室もあるけど、ママと赤ちゃんが健康ならば使わないそうです。)布団の上で、ママが楽だと思う格好で、自然の流れに沿って出産します。病院の都合で促進剤を打つこともなく、会陰切開も極力行わないそうです。
 お産て、生き物のごく自然な営みなのだと思いました。手術用のライトの下、分娩台の上で不自然な格好をしながら点滴や機械に繋がれて産むことが、はたして自然なことなのかしら?母になるための力があるなら、それを信じて自然に産みたい・・・。
 総合病院ならではのケアと、助産院のアットホームさを融合させたような病院です。初めてのことで不安もあるけど、この病院なら自分らしい出産を体験できそうです。
 午後は莱夢と一緒に、術前の血液検査の結果と、毛包性膿疱の病理診断結果のコピーを持って、T動物病院にあいさつに行きました。莱夢の子宮蓄膿症に早く気が付けたのは、T先生が日ごろからいろいろと指導してくれたお陰です。莱夢は久しぶりに会う先生に、お腹を出しっぱなしで喜びました。私の出産時は、莱夢と北斗も一緒に里帰りします。夏のフィラリア予防やフロントラインなど、またお世話になると思うので、これからもよろしくお願いします。

 2月26日(日)14W
 今日はあいにくの雨。莱夢は退屈でしかたないらしく、眠ったりオモチャで遊んだり・・・。
 莱夢の食欲は完全に安定しました。今までは環境が変わると食べなかったのに、今はコンスタントによく食べます。体重管理に気をつけなくては・・・。
 夕方、パパが電車で迎えにきてくれたので、夕ご飯を食べて、遅い時間に川越に向けて出発しました。


 2月28日(火)14W
 莱夢の手術跡はすっかりよくなってます。遠目で見ると、ほとんど判りません。生きてるって不思議ね、莱夢。